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ドラクエ8 短編小説集

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実験小説

シチュエーションの書き方で、こうなるというお話。

ゼシカのぽってりとした肉感的な唇がつぼまり、雫を滴らせる肌色のものへふうっと息を吹きかける。
ふるふると肌色の物体が振るえる。
はあ、と吐息ともため息ともとれる声をククールはもらした。
ゼシカはそれを見てかすかに笑うと、さらにそれへ息を吹きかける。
ふう、ふうとバラ色の頬がかすかに膨らんだりへこんだりするのに合わせて、肌色のものからたらたらと雫は落ち続けた。
「そろそろ、いいかしら」
ゼシカの唇の間からちろり、となまめかしいピンク色の舌が顔を出す。
「ああ……」
ククールがたまらなといった感じで再度大きく息をついた。
桃色の舌が肌色の物体をからめとり口の中へ導くと、ゼシカはうっとりととろけるような表情を浮かべる。
「ゼシカ、俺、もう……がまんできない」
「だーめ」
ゼシカは小さく笑って首を振った。
「もう少し、がまんしなさい」
そういって鮮やかに赤く色づいた物体に手を伸ばす。
「もとは真っ白だったのに、こんなにきれいに赤く染まるのね」
指先に力を込めらば、赤く色づいた物体はプルプルと震えながらゆっくりと剥かれていく。
「ごめん、ゼシカ……もう、限界……」




















「いただきます」
ククールは鍋の中身をたっぷりと自分の器によそった。
肌色に輝くムール貝、赤く染まったエビがたっぷりと入ったブイヤベースは実においしそうだ。
「あー、まだ私、2口しか食べてないのよ。あんたの方が食べるの速いんだから」
「ゆっくり食べるからさー。俺だって腹減ってんだよ」
そういってブイヤベースを食べ始めた青年にゼシカはつぶやく。
「嫌いよ、猫舌なんて」

おしまい

ふたりはブイヤベースを食べているだけです。それ以上でも以下でもない
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Date:2016/08/06
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